「認知してもらえれば、購入してもらえる」という考えは、既に通用しなくなってきています。認知した後にいかにしっかりとアプローチするか、今回はそれをテーマに、生活者の購買動機に極めて重要な検討フェーズについてお話します。

検討フェーズの生活者にアプローチする重要性

製品を開発するメーカーなどの事業者にとって、認知を獲得するべく広告などの手段を使ってアプローチすることで、新規購入者の増加につなげるマーケティング施策は常に行われてきました。

一方で、テクノロジーの発達やインターネットの普及により情報が爆発的に増加し、生活者を取り巻く環境が大きく変化しました。その結果、認知してもらえれば購入につながるというのは成立しなくなってきています。


弊社のクライアント様でも、同様の事例が多くあります。あるEC化粧品会社様では、プロモーションの取り組みにより製品の認知度(指名検索数)は増えているにも関わらず、購入者の増加が比例していないという課題を持たれていました。

プロモーションの具体的な取り組みとして、オフライン広告では雑誌タイアップ広告、交通広告・屋外広告(OOH)、オンライン広告ではリスティング広告、ディスプレイ広告、動画広告、Instagram広告などを行っていました。

その結果、指名検索数は2倍以上の増加が見られたにも関わらず、ECサイトに訪れた生活者の購入率は半分に下落したのです。

記事の続きを読むためには「会員登録」が必要です。

  • 会員登録をされている方

  • 会員登録をされていない方

    会員登録いただくと、続きを読むことができます。