情報やモノで溢れる現代社会において、メーカーの商品を生活者に購入してもらうために必要な要素とは、何なのでしょうか。今回は、「自分事化」というテーマからお話します。

プロモーションの大量投下時代から、生活者に答えるプロモーション時代へ

「生活者は購入前に、インターネット上の情報収集により購入する商品をすでに決定している」。これは購買行動においてGoogleが提唱しているWebマーケティング理論、「ZMOT(Zero Moment of Truth)※1」です 。

ZMOT

図1 Zero Moment of Truth


テクノロジーの発達やインターネットの普及により、生活者を取り巻く消費環境は大きく変化しています。

スマートフォンが世の中に普及する以前は、企業側からの一方通行の情報発信により、モノが売れていました。マスメディアなどを通した企業側からの情報でしか、モノを購入する際の判断材料が無かったため、必ずしも優れた商品が売れたわけではなく、プロモーションを投下した商品が売れたのです。


しかし、言わずもがな、スマートフォンの爆発的な普及により、生活者の環境は激変しました。

自身に必要なモノは何か、自身にどのようなメリットがあるのか、他社と比較して何が優れているのか。スマートフォンやPCで検索すれば、いつどこにいても簡単に情報にアクセスし、知りたい事を知れる環境が生活者に与えられました。

そのため、「プロモーションを多く投下する事でモノが売れる時代」から、「生活者ニーズに答えられるモノが売れる時代」になりました。


モノを「選択」する事に疲れる「選択疲労」を抱える生活者の増加

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